三鷹市美術ギャラリー太宰治展示室の企画展示「石井立が遺したもの」に行ってきた。 筑摩書房の編集者・石井立の資料が遺族から三鷹市に寄贈されたために開催された展示だ。 太宰や井伏鱒二、坂口安吾、三浦哲郎らとの関わりについて書簡、葉書、原稿、出版物で展示解説している。 石井立は中央線沿線の作家とも関わりが深いわりにこれまでこうした展示は無かったので初見の情報が多い。 無料配布の図録は展示解説だけではなく寄贈者・石井耕氏や研究者・安藤宏氏による文章もあり、作家の影となって役割を果たした石井立の様子が伺える。 足を延ばして武蔵野市立武蔵野ふるさと歴史館へも行ってきた。 武蔵野ふるさと歴史館は毎夏、武蔵野…