中国の伝説に登場する、仙人が創り出した神秘の道具。剣や槍のような武器から、椅子や扇のような日用品まで、さまざまな道具に摩訶不思議な機能が付くことが多いようである*1。
日本では、藤崎竜のマンガ「封神演義」に登場するものが有名*2。 また、ろくごまるに著の小説「封仙娘娘追宝録」では、物語の主軸に、宝貝の回収が据えられている。
TYPE-MOONから発売されているゲーム「Fate/stay night」等に登場する「宝具」とは別物*3なので、注意が必要。
*1:中にはただの石に機能を持たせたものもある。
*2:封神演義についてはWikipedia(下記URL)が詳しい。
*3:字が違う。
→タカラガイ
「もうひとつのブログ」に新しい記事をアップしました。 これは 海の魚(うお)になりたくてたまらない、海を自由に、滑るように北へ東へ行きたくてたまらない人々 その1/2 の続きです。 yusakumf.hatenablog.com
これは 海の魚(うお)になりたくてたまらない、海を自由に、滑るように北へ東へ行きたくてたまらない人々 その1/2 の続きです。 ξ 日本人の文化的な原郷を考える時、南方揚子江下流域や東南アジアの島嶼や太平洋の島々、つまり環太平洋地域の先住民族に起源を持つ習俗・儀礼と共通するものが日本に遺されていたことが手掛かりになる。 気にしているのは、その文化的・宗教的な感性の由来、ルーツであり、ワタシは漠然と次のように想像してきた。 ワタシたちの感性は、ユーラシア(ユーロ+アジア)大陸で興隆した、ヨーロッパ思想や中国思想などとはまるで無関係な場所で、二千年近く前には、その宗教的感性ともどもすっかり完成され…
異なる技撃樁についてその意感の調配は異なるが、その総体から言えば、功力の蓄積と功の応用という二つの大きな段階に分けることができ、この二つの段階の精神假借には区別があり、前者は静力性の功力鍛錬に属し、後者は動力性の功力鍛錬に属する。 いわゆる静力性の功力鍛錬とは、実力を蓄え、功力を強化する鍛錬、本力を強化する鍛錬であり、この時の意感は技撃性の誘導を伴わなくてもよい。例えば矛盾樁を立つ時、四種の異なる角度での抗御能力訓練、前手の拧、挡、抓、撥、撑と、後手の堅不摧の意念活動がこの方面の鍛錬である。宝貝樁において支える(=托)時の「老牛筋」の意念も静力性の功力鍛錬に属する。また、技撃性の精神假借におけ…
どうも温泉の鬼こと、宝貝温泉だ。 今回は○京都府京都市○にある「湯の宿 松栄 誠の湯」について温泉強者を目指す私が温泉辛口レビューをしていく。 車で行く場合は、一方通行の狭い道沿いの途中に位置している。 京都では珍しく無料駐車場があるのがかなり魅力的だ。 途中狭い道が難所ではあるが、場所は大きな看板があるので分かりやすい。
どうも温泉の鬼こと、宝貝温泉だ。 今回は○三重県伊賀市○にある「伊賀の国 大山田温泉さるびの」について温泉強者を目指す私が温泉辛口レビューをしていく。 自然に囲まれた場所で、電車では行くことのできない場所。 車で大阪から約2時間半程度、愛知からも2時間程度とちょうどど真ん中辺りにある。
どうも温泉の鬼こと、宝貝温泉だ。 今回は○兵庫県川西市○にある「天然温泉石道」について温泉強者を目指す私が温泉辛口レビューをしていく。 川西能勢口駅が一番近いが、大阪の能勢町からも行けるので茨木市や高槻市らへんに住んでいる人にとっては行きやすく、自然がいっぱいなので都会からリフレッシュしたいときにおすすめの場所だ。 建物自体は若干ノスタルジックで時代を感じるのだが、 温泉は一流とお伺いしているので、どれどれ確かめたいと足を運んだ。
どうも温泉の鬼こと、宝貝温泉だ。 今回は兵庫県三木市にある「吉川温泉 よかたん」について温泉強者を目指す私が温泉辛口レビューをしていく。 ド田舎と見せかけてかなり都市化が進んでいるスポット。 近くにはショッピングモールなどもあって意外と利便性が高そうな場所。 道の駅のような立ち位置なのかな?ブドウ狩りとかも出来るそう。 山田錦の館がとなりに併設されており、マップではこちらの方が表示されるっぽい。
・『サイボーグ009』 / 普段はバレリーナ / 聴覚、視覚を強化された / 本名フランソワーズ・アルヌール →003 ・Artistic Monsters Collection / 佐竹雅昭怪獣コレクション / 1/6特撮シリーズ / キン肉マン Muscular Collection →CCP ・大川七瀬 / 猫井椿 / いがらし寒月 / もこな →CLAMP ・Netflixオリジナルアニメ / 監督は湯浅政明 / 舞台を2010年代にアレンジ / 原作は永井豪の漫画 →『DEVILMAN crybaby』 ・大坪由佳 / 白井悠介 / 今井麻美 / 逢坂良太 →EARLY WING ・…
陰陽師シリーズの酔月の巻、藤原道長さんが大物若者として登場したり山月記元ネタ作品が登場したりと楽しいポイントが多い中、わけても蘆屋道満さんの活躍シーンが多いことにかんたんしました。道満ファンの方はこの巻まで読み進めることを楽しみにしておきましょう。 books.bunshun.jp 収録されているお話は次の通りです。 銅酒を飲む女 桜闇、女の首。 首大臣 道満、酒を馳走されて死人と添い寝する語 めなし 新山月記 牛怪 望月の五位 夜叉婆あ 以下、ネタバレを若干含むかたちでショート感想を。 銅酒を飲む女 陰陽師シリーズらしい怪異事変を解決するお話。 陰陽師シリーズの妖は妖なりに情の心を持っている…
時間が経ってしまいましたがffeen pubさんの『FFEENvol.1~4』をまとめた『小説紊乱』に「乾燥機」を載せていただきました。 『小説紊乱』 | ffeen pub いい本(いい)だなと思いました。 あと薄禍企画さんの『ひとひら怪談』のシリーズに書かせてもらっていました。 薄禍企画 - BOOTH 6冊目の「空」で最後ということでした。 めちゃくちゃかっこいい本(かっこいい)だなあと思いました。 あと講談社さんの「tree」に掌編をいくつか載せていただいています。 ホラー掌編連載「未来図と蜘蛛の巣」|記事詳細|tree 毎週とか隔週とか数ヶ月とか数年ごとに掌編を載せていただいています…
呼吸もしなくていいなんて夢のようだ フジリュー版封神演義は今でも読み返したくなる スイスで安楽死用のポッドを使ったというニュースが話題になっています。 news.yahoo.co.jp シャフハウゼン州の警察によると、女性は23日に「サルコ」という会社が作ったポッド型の機器を使用して死亡したとされる。これを受け警察は、自死を勧め、幇助(ほうじょ)した疑いで「複数の人物」を逮捕したという。 このポッドを最初に見た時思ったのが「太上老君って最初こんなのに入ってなかったっけ?」というものでした。 無論、フジリュー版封神演義のお話です。 「いやいやLITスースそれは違うッスよ太上老君が身に纏っていた怠…
※補足1:画像は動画共有プラットフォーム「BliBli」で公開されている中国ドラマ『西游记(1986年製作)』より引用 ※補足2:各単語のカッコ内に発音のカタカナ表記を記載するが、カタカナでは正確な中国語の発音を再現できない為、あくまでイメージとしての記載に留まる。 烏鶏国の皇族直属の名門・宝林寺院に到着した玄奘一行。今回の玄奘たちの難は、この烏鶏国の国王の様子が三年前からどうもおかしく、皇后や太子(息子)たちも疑問に思っている状況から幕を開ける。この国王は、実は道士が化けた偽物であった。RPGゲームシリーズの『ドラゴンクエスト』などで何度も描かれて来た「国王の異変」プロットの原点だ。この他、…
たまたま知った本。チベットの女流詩人たちの邦訳本*1は出ましたが、チベットの女流作家の小説はないのかと思っていたら、ちゃんとあって、出た。「自治区の女性作家が初めてチベット語で発表した長編小説」とのことで、ちゃんとあるんですね、チベットの女性作家の小説、と、もう一度書きます。 花と夢 アジア文芸ライブラリー 作者:ツェリン ヤンキー 春秋社 Amazon 花と夢 - 春秋社 ―考える愉しさを、いつまでも チベットの小説は以前勉誠出版からいろいろ出ていて、その時の編集者堀郁夫サンが転職した春陽堂から、ペマ・ツェテンサン映画化小説邦訳『風船』を封切時に出した後、ラシャムジャ短編集『路上の陽光』*2…
我々は伏虎樁を立った後、樁の練習要求に対する基本的な概念と理解を得た。同様に、降龍樁も前述の基礎があれば容易に理解できる。古人のこの伏虎樁と降龍樁は純粋に功夫を練るためのものだった。王薌齋先生は伏虎樁と降龍樁を参悟した後、この基礎の上に「矛盾樁」という樁を形成した。後に「技撃樁」とも呼ばれるこの樁は改良された母樁であり、他の鷹樁、托宝貝樁、抓球樁、杠杆樁、子午樁などは全て矛盾樁の心法で練習できる。 伏虎樁と降龍樁は必ず徹底的に理解し、必ず習得しなければならない。これは後の他の樁のための良い基礎となる。ある拳派を理解しようとする時、その創拳の最初の立意を理解する必要があるのと同じである。例えば、…
全くもってニュース性がない話なのだが、偶然「封神演義」の外伝が発売されていることを知った。 そういえばちょっと前に新しいアニメをやるとか言ってたなぁと思ったけど、いつの間にかもう5年も前の話だったらしい。 そのアニメと合わせて作られたものだったそうだ。 封神演義外伝~仙界導書~ (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)作者:藤崎竜集英社Amazon 早速読んでみた。 もう5年経っているのでネタバレも何もないと思うのが、この外伝は太公望(伏犠)が全てが終わった後にタイムトラベルして、本編の物語に介入するというストーリーになっている。 というわけで本編のストーリーにも絡みながら進むので、単に懐か…
こんばんは、流手と申します。 さて、そろそろデジモン生活にも慣れてきたということもあり、二台目のデジモンXを起動させました。やはり子供の頃にデジモンで遊んでいた身としては複数持ちたい。 あるあるだと思っているのですが、昔は進化条件の勝率維持が大変だったので一台をサブとして成長期くらいで留めておいたりしましたよね。大体、古いバージョンのデジモンがそうなっていたのですが。それをボコボコにする。 それはそうとして、このデジモンXはバージョンがあったり同じバージョンであってもカラーで内容が違ったりと……そうですね、ポケモンみたいな感じなのかな、共通キャラクターもいると思うのですが、それぞれ登場デジモン…
愛奇芸の「迷霧劇場」シリーズの最新作。3年前行方不明なり、突然戻ってきた少年は果たして本物なのか?そして過去に起きた別の少年の誘拐事件と関係があるのか…。 ここから先は最終盤のストーリーのネタバレが含まれます。十分ご注意ください。 --------------------------------- 「看不見影子的少年」微博より 見終わった後だといろいろ感慨深いポスター 「戻ってきた」子ども 中国ドラマで「いなくなった我が子が突然戻ってきた」というシチュエーションは、それほど珍しくない。昨年配信の「回来的女児」も似たような話で、どう考えても別人なのに「我が子」として受け入れる家に重大な秘密がある…