なぜの連続だった戦勝記念日のプーチン大統領 5月9日。宣戦布告か勝利宣言かと噂されていたプーチン大統領による対ドイツ戦勝記念日の演説は、NATOに対する非難はあったものの、ロシア軍が祖国のために戦っていると称えるだけで、ドンバス地域の併合などの刺激的な話題には触れないものだった。 しかし、プロパガンダで洗脳されたロシア国民にとっては“きれいな”演説だとしても、フェイクニュースも含めて情報が飛び交っている国々から見ると、欺瞞に満ちた演説と切り捨てるべきものでしかなかった。 なぜ大統領は本心を隠しているのだろう。これもKGB流の人に恐怖心を抱かせる方法のひとつなのだろうか。 なぜウクライナを焦土化…