小倉昌男 祈りと経営: ヤマト「宅急便の父」が闘っていたもの (小学館文庫) 作者:健, 森 小学館 Amazon 「宅急便」はヤマト運輸の登録商標である。同社は全国に遍く提供する宅配便サービスを初めて事業化した。それを実現した小倉昌男はヤマト運輸の二代目社長であり、到底無理と思われていたこの難事業の実現によって経営破綻に瀕していた同社を新たな発展へと導いた。宅急便をはじめとする宅配便サービスは今や生活や業務になくてはならないものになっており、まさに「社会インフラ」と呼ぶにふさわしいものとなっている。 その事業化を目指した苦闘と達成の経緯は自著「小倉昌男 経営学」(日経BP社)に詳らかに記され…