発情が来ない牛に対して、PGF2αを投与することは多くの獣医師が行われていますが、注意しないといけないポイントがいくつかあると私は思っています。 今日はその点について私が日々思っていることを動画を交えながらお伝えしたいと思います。 その一つが、「卵胞ウェーブが出現したばかりの時期にPGF2αを投与すると発情までの日数が平均5~6日と長く、バラツキも強く、受胎率も低下する」と言われている点です。 動画で紹介します。 youtu.be 右卵巣には、開花期の大きな黄体と14㎜くらいの卵胞があります。なので、ここでPGF2αを投与すれば、発情が来て授精できると思われますが、ここで見逃してはいけない所見…