ゲーム三昧で部屋から出ないハレ・マキ・コタマを見かねたチヒロがデジタルデトックスさせる話。 ハッカー集団ヴェリタス3人衆は元々インドア派だったが年末には拍車をかけヒキコモリと化していた。 そんな彼女たちを見かねた副部長のチヒロは強制的にデジタルデトックスをさせる決意をする。 そんなわけで大晦日にキャンプを行い初の日の出を見る為に登山をすることになる。 引率として呼ばれたのが我らが先生であり電子機器やネットを使えず文句を言うメンバーを宥めていく。 チヒロがお母さん、先生がお父さん、3人衆が子どもたちと言われていたのは言い得て妙である。 最初は乗り気ではなかった3人衆も自然の中で過ごすうちに徐々に…
既成の価値観に馴染めず怒られてばかりいるため承認欲求と他者需要願望が肥大化した少女の話。 小塗マキはシャッターアートやSNSバズリが大好きな女の子。だが社会常識がそれらを許さない。 そのためマキは社会や学校などの既成の価値観からは理解されることが少なく鬱屈を抱えていた。 そんなマキを受け容れてくれたのがハッカー集団ヴェリタスや先生であり依存を深めていた。 だがある時善意で施したシャッターアートが評価され堂々と巨大壁画にグラフィティが出来ることなった。 自分の能力を認められることの少なかったマキにとってこのことは貴重な成功体験となった。 小塗マキのキャラクター表現とフラグ生成過程 社会常識に反す…
ブルーアーカイブはキャッチコピーの一つに「物語」を掲げているように、シナリオにかなり力が入れられており、ノベルゲーとしても高い評価を得ている。ブルアカには主軸となるメインストーリーの他に様々なシナリオが用意されているが、生徒一人ひとりの人物像を掘り下げる所謂「個別ルート」がある。それが「絆ストーリー」であり、フラグ生成過程(先生との関係性の構築)が丁寧に描かれている。これがブルアカが人気を誇る要因の一つとなっている。よってここでは各生徒の絆ストーリーを分析し、一覧としてまとめておくこととする。※ブルアカの年齢は年度初めのもの。そのため年齢と学年が合わないヒロインは留年説が匂わされている。該当す…