翻訳家。 簡潔かつ表現力に満ちた美しい翻訳が魅力。
1956年、神奈川県横浜市生まれ。 1982年、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。 現在、東京工業大学外国語研究教育センター教授。
主な訳書に、ジュンパ・ラヒリ『停電の夜に』(新潮文庫)、アーサー・ゴールデン『さゆり』(文春文庫)、エドガー・アラン・ポー『黒猫・モルグ街の殺人』(光文社古典新訳文庫)、F・スコット・フィッツジェラルド『若者はみな悲しい』(光文社古典新訳文庫)など。
黒猫/モルグ街の殺人エドガー・アラン・ポー小川高義 訳光文社古典新訳文庫2006年10月20日 初版 第1刷発行 物語や小説に関する本を読んでいると、ポーの『モルグ街の殺人』は、教科書かのようによく出てくる。あらすじはなんとなく知っているのだけれど、一度はちゃんと読んでみようと思って、図書館で借りて読んでみた。 借りたのは光文社古典新訳文庫。古典の翻訳本であらすじをつかむのにはもってこい。 裏の説明には、”推理小説が一般的になる半世紀も前に、不可能犯罪に挑戦する世界最初の探偵・デュパンを世に出した「モルグ街の殺人」。160年の時を経て、いまなお色褪せない映像的恐怖を描き出した「黒猫」。多才を謳…
たぶんオンライン書店では出合うことがなかった本だと思う。先日、東京・田原町のReadin' Writin' Bookstore を訪ねた時にエリザベス・ストラウトさんの存在を知った。書店の海外小説のコーナーは割と絞ってあるのに、結構目立つポジションに置かれていたのだ。なのに知らない作家だから当然気になる。迷ったあげく結局別の本を購入したのだが、やはり読みたくなって家の近くの書店で手に入れた。自分のレーダーに引っかからない方面の作家なので、アルゴリズムや検索で知ることはなかったはず。「オリーヴ・キタリッジの生活」でピューリッツァー賞を受賞しているが、この作品を選んだのは、取っつきやすいかなと判断…