兵庫県において、県議会から不信任を突きつけられ失職した知事が、再選挙において返り咲きを果たした。SNSなどで支持が広がったとされているが、そうした情報には虚偽や明白な事実誤認が多く、中でも斎藤候補自身、選挙演説の中で、百条委員会における発言を覆すなど、百条委員会での発言が事実に反しているのであれば、刑事罰の対象となるし、選挙演説における否定発言が虚偽であれば、虚偽の流布による票の獲得となり、これも公選法に抵触するだろう。それより何より、こうした相矛盾する斎藤候補の発言を鵜呑みにして投票してしまう有権者の判断が理解できない。 論理的に破綻している主張や、虚偽事実、嘘で実体政治が左右されているよう…