世界の多様性として「東アジア」の中国(多民族国家)が生み出した「皇帝統治システム」理解する為に必要な1冊。 なぜ中国では党幹部や政府役人の汚職がやまないのか?なぜ共産主義国にもかかわらず、貧富の差が拡大するのか?超大国を蝕み続ける「病理」の淵源。 腐敗と格差の中国史 (NHK出版新書) 作者:岡本 隆司 NHK出版 Amazon 【私の思い】 「腐敗と格差」が中国二千年の歴史の中で根付いたのか、「皇帝+官僚+民衆」の統治システムが持つ必然と孕らざるを得なかった「腐敗と格差」。近代国家(国民国家)の枠組みを相手に苦悩する「シン・中国」。 以下、本文より抜粋 歪みはどこから来たかエリート/非エリー…