組織っちゅうもんの渡り方や。 しょせん、組織の中の一人なんてコマや。スケープゴートが必要になれば、あいつでええやろ、となる。まして、敵として認定された結論に至ってしまえば、再起不能か蜂の巣だ。怖いものだ。そんな中で自分をどう守るか。「いざとなったらコイツのタマ取ったろ」と意識しておくことだ、と言えそうだ。それは、たとえ直属の上役であってもだ。組織において権勢を振るっているように見える者でも、その権勢の根拠となるのは実体を持った何かじゃない。当然、重さや大きさで表される比べられるものではない。法律や決定プロセスの正当性らしさで「そうなってる」だけであって、事と次第によっては地位を失う。つまり、そ…