2026年6月のブログです * 加藤周一さんの『世界漫遊記』(1977・講談社学術文庫、単行本は1964・毎日新聞社)をものすごく久しぶりに読む。 1977年はじーじが就職をした年。 その後、おそらくずっと読んでいなくて、読むのはたぶん2回目、付箋もアンダーラインもない。 あまりに古い本で、本棚の隅っこで茶色くなっていた(加藤さん、ごめんなさい)。 しかし、これがとてもいい本。 1960年代、加藤さんが、カナダやドイツで大学の教師をされていた時期のエッセイ集だが、全然古さを感じさせない。 内容は文字通り、世界の国々を旅行しての感想文だが、それぞれの国の特徴がていねいに描かれている。 そして、そ…