シリーズものではありませんが、関連記事ということでシリーズものの補遺としてお届けします。前回、山王窪の築樋(Vol.2)でお伝えした続編となります。築樋の北側から見えてきた用水路を北(源流方向へ)に辿ってゆきます。用水路は、灌漑期が始まるのに合わせて、秋から冬にかけて水路にたまった落ち葉などを取り除くための清掃が行われます。おそらく、そのためなのでしょう。防護柵にも出入りできる部分が設けられています。 やはり、この様に新たに住宅地が開発され、新たに架橋される場合も、水路が破壊されることはありません。いざ、水が流れてきたらそのまま機能するように施工されているのです。 住宅地の小径に沿って、ひっそ…