20年前の今日は、白無垢姿で唐津神社を参拝。あの日も今日のように晴天でした。 水で溶かした白塗りがヒヤッと冷たく、着付けすらも厳かな儀式のようで、じわじわと緊張が高まったことを覚えています。 親と過ごした時間よりも永く一緒に生き、今もなお現在進行形。 「せっかくの20周年だから」と、なにか特別なことやモノを考えたりもしたのですが・・・あれもこれもピンときません。 豪華で慣れない食事よりも、「ホラっ!こぼしてる!」と騒がしい食卓。あれだけ欲しかった山葡萄の籠よりも、今欲するのはウルトラ暖かい靴下。 私の幸福は、日常にありと確信。 はぁ〜今日も終わったぁ〜と湯船に浸かる向こうから聞こえる、ご主人と…