↑ 香港の自宅付近で発見された〝迷える子羊〟 その本を手に取ったとき、しまった、と思った。なぜなら、この作者の状態が、今後、ごく近い未来の自分の姿だと直感したからだ。 ここのところ、聖霊兄貴にすべてを委ねて暮らすようになって以降、「まだ、そこまではいいよ。」と思っていた段階が、ぐんぐん迫ってくる予兆はしていたのだ。 しかし、そんな自分の意志とは関係なく、自分がこれまで安定して居心地がよいと感じていた外的環境が日ごとに変化し、崩壊してゆくのだ。それでも、まだなんとか行けるかな、と思ってた矢先に出会ったのがこの本、富平正文著:『幻想からの解放』であった。仕事、家庭、人間関係、経済状況、内的常識、な…