本日、今期の竜王戦挑戦者を決める三番勝負の第2局が行われ、佐々木勇気八段が広瀬章人九段を138手で勝利し、藤井聡太竜王への挑戦権を獲得した。 佐々木八段にとっては念願のタイトル初挑戦。 小学生の頃から将来を嘱望され、中学生棋士にはあと一歩届かなかったものの、16歳1ヶ月で四段に昇段。 しかし、四段昇段後はさほど目立った活躍はできずに、低迷を余儀なくされた。 自分より年下の棋士が次から次へとタイトル挑戦をしていく中で、複雑な思いもあったに違いない。 そして、「藤井聡太の30連勝を止めた男」が満を持して、竜王戦の舞台に立つことになった。 直近の対局では藤井竜王を破って、NHK杯を優勝していることだ…