字は公明。三国志の英雄。 魏の五将軍の一人。初めは楊奉に従っていたが、のちに友人の満寵の説得もあり曹操に帰服した。以降数々の戦で戦功を挙げた。 常に慎重で、勝てない場合の事を想定したあとで戦を始めた。また、戦に勝った後も徐晃の軍営だけは決して浮かれることなく整然としていたため、曹操は感嘆したという。 関羽とは旧知の仲だったが、樊城で関羽と対峙した際は公私混同することなく関羽と戦い、打ち破った。
張遼、楽進、于禁、張コウ、徐晃
【徐晃詳細解説】曹操に仕えた信頼の猛将 はじめに 徐晃(じょこう)は、東漢末期から三国時代にかけて、曹操・魏のために多くの戦役で活躍した名将です。その忠誠心、戦略眼、そして冷静な判断力で知られ、数々の戦場で重要な役割を果たしました。徐晃は、しばしば曹操の「鉄壁」と称される部隊の要として、魏の基盤確立に大きく寄与した武将として評価されています。 生い立ちと背景 出自と初期の経歴徐晃は、比較的質素な家庭に生まれ、幼少期から武芸に秀でたと伝えられています。彼は初期の内乱や黄巾の乱の混乱の中で軍事経験を積み、次第にその名を知られるようになりました。 曹操との出会い徐晃は、曹操の勢力が急速に拡大する中で…