最近、YouTubeで又吉直樹さんと戸塚祥太さん、黒川隆介さんの対談動画を見た。 お酒が入っていることもあり、これまで見たことがないご機嫌な戸塚くんが見られた。 言葉について語る中で「タイトル決め」という日常のシチュエーションにタイトルをつける企画があった。 特に印象に残ったのは『「自分の人生」にタイトルを付けるとしたら』だった。 彼は今の自分自身を表す言葉について語っている。 なぜ、その言葉が出てきたのだろう? 彼の思考に触れたくなり、2018年に発売されたフォトエッセイ集『ジョーダンバットが鳴っている』(KADOKAWA)に手を伸ばした。 読み返すうちに彼の思考ではなく、不器用さに心をとら…