先見性は充分ありました(2003年~2007年掲載作品)。 近未来ネットゲームのアバターを纏ったカウンセリングという設定や、魅力的な登場人物達のアイデンティティを求める群像劇は、現代でリメイクしてほしい作品です。 最終巻末に「描き残したことは色々あれどお話はひとまずここで終わります」と著者のメッセージがあります。ひとまずってことは続きあると期待していた時期もありました、淡く。 今でも、くるみ(現実の家族ごっこ)とリーゼ(ネット上の家族ごっこ)が交わる話の続きを読みたいと思っています。 [まとめ買い] ナツノクモ(IKKI COMIX) 作者:篠房六郎 Amazon この漫画を読み返したのはこの…