授業料無償化

高校の授業料が無償化になるらしい。公立は全額、私立は市立全体の平均額が支援されることになる。日本維新の会が誇らしげに自慢している、「我々の成果だ」と。 このこと自体は大変素晴らしいことだ。お金持ちも、そうでない人も、誰もが気兼ねなく高校に通えることになるからだ。勉学でも、スポーツでも、芸術でも、お金がかかっても自分の夢が叶えられそうな高校に通えることになる。 でもそうなったら、私立の高校は､高額な給与で優秀な先生を獲得し、公立との格差が開いてしまわないだろうか。少子化の中、公立の高校に通う人が､極端に少なくなってしまうことが予想される。 さらに、私立高校の大半は、東京や仙台など大都市に集中する…

＊追記：来週のブログ更新はお休みさせていただきます。 斉藤知事については、メディアが叩きすぎて、むしろ、この人いい人なんじゃないの？という話も出てきているようですが・・・ japannewsnavi.com 果たして実態はどうなのでしょうか。 例えば、斉藤知事が力を入れている県立大学の無償化。 youtu.be （以下、上記動画より一部引用） （参考動画） youtu.be 無償化は、一見、素晴らしいことのように聞こえますが、 次の神戸市の例（高校生通学費完全無償化）を見ると、色々と問題もありそうです。 住民の流出が止まらなくなって街がめちゃくちゃになったり、教育の質が下がったり、経営破綻する…

大阪府の高校授業料無償化の影響はかなり大きいみたいですね。 今年の公立高校の中で半数近い70校も定員割れということで、かなり衝撃的な事実で、関係者のなかで激震が走っているようです。 確かに無償化は大きな決断だと思いますが、これにはちょっと裏があるような気がしてなりません。 少子高齢化と労働人口減少により、各都道府県でかなり税金の収入が減っているのも事実です。 表面上は、子育て支援みたいな言い方してますが、私の見立てでは、公立高校を統合などで縮小していって、公費を抑えることを考えているんだろうなと思っています。 私立高校と何を揉めているのかな？と思っていたのですが、後からニュース記事で知ったのは…

当ブログは、パパ塾で中学受験に挑んだ経験から、中学受験に関することや中学入学後のことを取り上げています。 中学受験……だけではなく、子育てに関係する悩みの一つは、ずばり「お金」に関することではないでしょうか？ 実際、中学受験は一般的に非常にお金がかかります（我が家はパパ塾だったのでマシでしたが）。 （中学受験の費用に関しては、以下の過去記事もご覧ください） kishi-john.hatenablog.com そんな中、大阪府は保護者の所得に関係なく高校の授業料の無償化を決めました。 この無償化制度に賛否はあるかと思いますが、少なくとも対象となった学校に子供を通わせている親にとってはありがたい話…