はしご酒(Aくんのアトリエ) その五百と九十七 「キホンテキジンケン ハ オカスコトノデキナイ エイキュウ ノ ケンリ」 「よほど、『人権』というモノが、気に食わないのだろうな」 ん? 「人権嫌いのあの人たちらしい、草案、だということだ」 んん? 「僕はね、申し訳ないけど、どうしても、この国は、ヤヤもするとズルズルと、悪魔の道を直(ヒタ)走ってしまう危険性を孕(ハラ)んでいると」 ん、ん~。 「さらに、ソレは、権力者に限った話ではないと」 権力者に限った話ではない、か~。 「それゆえに、憲法は、限りなく、最後の砦(トリデ)のようなもの、だと、思っているわけ」 あ、あ~。 おそらく、あの、改憲草…