NHKの朝ドラを見て、ドラマというものを見直した! 今日は、兄のやないたかしと弟のちひろが久しぶりの再会を果たす。 料亭で酒を酌み交わした直後、たかしが士官になったちひろを大声でなじる。 「なんでお前は、敵艦のスクリュー音を聴くのに兵役に就いたんだ!」 「お前は、社会の弱者の声を聞くため、京都帝大で学んでいるんじゃないか!」 ちひろは反論する。 「仲間で海軍に仕官することで盛り上がっている時に、自分だけが降りれるか!」 それに、どうせすぐ学徒動員されるのだから、出征の運命は決まっているのだ。 ぼくには、ドラマって何か”架空の安手の作り物”というイメージがずっとあった。 だから、画面にドラマが映…