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教養としての〈まんが・アニメ〉

(読書)
きょうようとしてのまんがあにめ

大塚英志とササキバラ・ゴウの共著。
2001年5月、講談社現代新書。
ISBN:4061495534

手塚治虫、梶原一騎、宮崎・高畑から、ガイナックス、岡崎京子まで
作家たちは、なにと戦ってきたか
飛雄馬がアトムから引き継いだものは? アニメ版トリトン最終回の衝撃とは?
主人公の内面をどう描くか。メディアミックスの先駆者はだれか。戦後の古典、名作をたどり、作家たちの手法を読み解く決定版。
初版の帯より

内容

▼ 第1部 まんが論(大塚英志)

  • 手塚治虫 : 「成熟の困難さ」と戦後まんが
  • 梶原一騎 : 未完のビルドゥングスロマン*1
  • 萩尾望都 : 主人公の内面をどう描くか
  • 吾妻ひでお : 〈おたく〉なるものの起源
  • 岡崎京子 : 高度資本主義下の少女まんが

▼ 第2部 アニメ論(ササキバラ・ゴウ)

  • 宮崎駿と高畑勲 : 「ホルス」が開いた新しい時代の扉
  • 出崎統 : ジュブナイル*2 の物語構造
  • 富野由悠季 : アニメの思春期
  • ガイナックス : プロとアマチュアの境界
  • 石ノ森章太郎 : メディアミックスの先駆者

*1:【Bildungsroman】 教養小説、成長物語

*2:【juvenile】 少年少女向けの物語

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