「蛙初鳴(かわずはじめてなく)」七十二候 「立夏」二十四節気 いよいよ田植の準備が始まる頃となりました。田んぼに水が引かれるとカエルたちは卵を産みにやってきます。この頃のカエルたちは昼夜鳴き続けます。そして、田植えの頃にはおたまじゃくしでいっぱいになります。カエルは生まれてから別の場所へ移動しても、その後必ず生まれた場所に戻ってくることから「帰る=蛙(カエル)と呼ばれるようになったといいます。「無事帰る」「お金が帰る」などにつながることから、古くから縁起がいいとされてきました。また、「蛙」という漢字は泣き声に由来しています、「けーけー」と鳴いていると捉えられたため、虫偏に「圭」が用いられたとい…