春分の日をあすにひかえて、 今朝は雪がはげしく舞った。 夜明けまえに、透明な閃光が瞬いて、 ごろごろと大きな雷鳴が轟いた。 ちいさな地震もあった。 しとしと雨がざーざー降りになって、 いつのまにか雪にかわっていた。 風もつよかったせいで、 ぼたん雪が四方八方にみだれ舞い、 下から上へ舞いもどってくる雪も。 しばらく見とれてしまう、 ドラマティックな朝だった。 3月にはいってから 寒さがもどってきて、 ほんの短時間だけれど、 雪のふる日が3日くらいあった。 寒いけれど、真冬の寒さとは少しちがう。 體はゆるみたいのに、また縮こまってしまうような、 アンビバレントな春の寒さ。 冬山用のアンダーウエア…