日本語に、漢文の要素が大量に入っているというのは、今さら言うまでもない。明治以前、「教養」「学問」「公文書」といえば漢文だったのだから当然。 だからその子孫たる現代日本人としても、「日本の古典」の一環として、漢文は知っておくべきだし、わざわざ知ろうとしなくても知らぬ間に入り込んでいる。 とはいえ、放っておくと曖昧になったり消えていったりしちゃうので、折に触れて漢文を学び直す必要はある。 で、「漢文を学ぶため」の漢和辞典の定番は、 ▶新字源(角川) ▶漢辞海(三省堂) ▶新漢語林(大修館) ▶漢字源(学研) といったところ。これらで「糊口」を引いてみる。 ▶新字源(角川)改訂新版 口にのりする。…