天気が悪いし、ご時世柄あまり出歩くわけにも行かず。だらだらと布団で本など読んで過ごしていた休みの午後。ほぼ一ヶ月ぶりに、玄関の呼び鈴が鳴った。はて、amazon定期便の発送連絡を見落としていたかな、と不思議に思いながらドアを開けると、郵便屋さんが立っている。 「現金書留、1万円です」 まったくおもいあたるフシがない。つい、何事かと聞き返してしまう。命の次に大事なゼニをわざわざ赤の他人に運んできてやったのに、詐欺か強請りかと視線を投げられた郵便局員氏、困る。 「住所、名前、お間違いないですよね?」 なるほど、たしかに私だ。よくよく封筒を見てみると、表に「netkeirin」の文字が。競馬データベ…