ソフィアです。 まだ寒い日もありますが、少しずつやわらかな光が増えて、日本の色で表現すると、朝の空は東雲色(しののめいろ)に染まっています。 冬の終わりが近づいていているのを感じますね。 東雲色(しののめいろ) 日本の伝統色は、自然の移ろいや暮らしの中で生まれた、情緒豊かな色の世界です。 季節の変化や風景の美しさを細やかに捉え、そこにある空気や感情までも映し出すのが特徴です。 日本の伝統色は、ただの「色」を示したものではなく、そこに宿る空気や気配まで映し出してくれます。 今日は、日本の季節の色をいくつかご紹介したいと思います。 春の代名詞ともいえる桜。 その桜を表す「桜色」は、咲き誇る華やかさ…