日本三代実録 六国史の第六。五〇巻。三代実録とも。
藤原時平・大蔵善行が宇多天皇の勅によって撰修、菅原道真も今度の国史撰修に参加。901年完成。 清和天皇・陽成天皇・光孝天皇三代の30年間(858年〜87年)を編年体で記述す。
日本書紀→続日本紀→日本後紀→続日本後紀→日本文徳天皇実録→日本三代実録
陽成院(13番)『後撰集』恋・777 🌿筑波嶺の みねより落つる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる 〜筑波山の峯から流れてくるみなの川も、 やがては深い淵をつくるように、私の恋もしだいに積もり、 今では淵のように深いものとなってしまったよ。 💠陽成院(ようぜいいん 868~949年) 清和天皇の第一皇子で、貞観十九年(877年)、 十歳のときに第五十七代天皇、陽成天皇 ようぜいてんのうとして即位されましたが、 病気などのため、わずか十五才で譲位されました。 20番の元良親王もとよししんのうの父。 なんと素敵な恋の歌なのだろう🌟 小さな川の流れが、時を経て 淵をなすように あなたへの 恋心も…