「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」@東京都現代美術館 個人による現代アートのコレクションとして最大規模らしい。 テーマごとにいくつかのセクションに分かれていたが戦後の日本の高度成長の弊害や3.11の福島第一原発を題材とした作品が多い印象。 個人コレクションゆえにその人の趣味や思想が反映されているのだろうが、現代美術はいわゆるリベラル的思考が一辺倒な気がする。 2019年のあいちトリエンナーレ「表現の不自由展・その後」の炎上時には雑誌「美術手帖」はとにかく主催者側の批判だけが掲載されていたことにも通じる。 もちろん3.11の原発の負の側面から目を向けてはいけないが、その逆の側面もある。…