サービスエリア・パーキングエリアの隅っこには、先人達が残した高速道路開通記念碑が設置されていることがある。開通を記念し、建設に携わった人たちの名前や記憶を刻むことで、後世に道路の大切さを伝えていく意味合いがある。 開通記念碑の一例(E2山陽道・福石PA下り) しかし、最近開通した高速道路には、こうしたオブジェクトはない。そればかりか、既存の開通記念碑も撤去される運命にある。これはNEXCOグループなどが先人達の記憶を消失させる目的ではなく、ただ単に使い道がなく、休憩施設の維持管理をする上では不要の産物とされているからである。 また、直近の政府方針で、大型車向けの駐車場を可能な限り確保して、休憩…