知床で観光船の悲しい事故が起こってしまいました。運航会社に“問題”が多いようで、関係者の多くが「起こるべくして起こった事故だ」と言っています。それが分かっているのになぜ、今回の事故を防げなかったのでしょうか。“監督”すべき人に責任はないのでしょうか。 私はこの事故は、熱海の盛り土による土砂災害、児童相談所が子どもをまもれなかった虐待死事件、生肉での食中毒死事件と同じような構図と思います。どれも役所が監視していながら、指導のみでなあなあで“許し”、重大な事故が起こってしまってから警察の後ろからとことこついて行って調査し、「あってはならな事故だ」「再発防止策をだせ」などと言います。遅いんです!そし…