朝、トイレに座りながら。そういえば日記祭って次いつだっけ。日記の応募はまだだっけ。今回は何日のを応募しようかしら。 朝ごはんを食べて、コーヒーを飲みながら、前回の日記本をめくる。4月のときは、正直、他の人の日記を読むことの楽しさ、おもしろさがあまりわからなかった。でも、今日、今、まったく知らない人の日記を読んでいる。スーッとしみ込んでくる感じがする。 ひっそりと、誰に見せるでもなくただ綴られた、今日を生きた証のようなもの。”見せる”という意思が垣間見えた瞬間、ちょっとかっこつけた文章を書こうかなという意思が垣間見えた瞬間、ちょっとガッカリする。わかってもらう気なんてまったくなくて、そもそも誰か…