東京・青梅のレトロ商店街にある博物館。名誉館長、串間努。
昭和レトロ商品博物館へようこそ。 当館は、平成11年10月23日、昭和B級文化研究家の串間が長年かけて蒐集した基本資料を中心にオープンいたしました。
当館では、『昭和』という時代に私たちが消費してきた一般商品(菓子・飲料・雑貨・文具・くすり・・・)の包装物資料を一堂に展示します。おそらく日本で初めての試みでありましょう。
商品パッケージは日ごろの生活の中で当たり前のように存在し、いつしか消えて行きました。わずか数年前の商品パッケージをメーカーに照合しても、資料として保存されていないことを思えば、そこに、後世の人々のため昭和の商品パッケージを集積する当館の存在意義があります。
また、当館では「あらゆるモノのパッケージを集めよう」という理想を持っていますが、収蔵品の買い入れ予算にも限界があります。そこで当館はこう考えました。「現物を集めるのが無理ならば、持っているヒトの情報を集約すればいい」。
どの情報は誰が持っている、あの商品ラベルはどの人の元にある。・・・こういう情報を樹形図的に追っていき、相互に人的資源のリンクを張ることによって、欠点を補います。
当館には値段が何十万もする高い骨董モノや体積の大きいものはありません。私たちの手のひらの上にのり、等身大で消費してきた『生活文化』のオンパレードです。
所蔵品、情報ともまだまだ足りません。どうか今後の当館の発展のためにもこの両者をお寄せください。
あなたも昭和レトロ商品博物館に参加しませんか。