作家、ジャーナリスト。
ラフカディオ・ハーン(Lafcadio Hearn)に同じ。
1850年、ギリシャで生まれたイギリス人(父がアイルランド人、母がギリシャ人)。アメリカでジャーナリストとして活躍した後、1890年、来日。松江中学、五高、東京帝国大学などで西洋文学を講じる。後に、日本人(小泉節子)と結婚し、1896年に帰化。妻から妖怪談を聞き、KWAIDANとして、「耳なし芳一」「のっぺらぼう」などを広く世界に紹介する。1904年9月26日に没する。
近年は、来日以前に、フランス領西インド諸島(マルティニーク)に滞在し、クレオールの民俗を探った経歴が注目されている。