「正体を知ること=破滅」な昔話の共通点 このパターンの昔話では、相手の正体を知ることが禁忌になっている。もしそれを破ると、相手は消えたり、遠くへ去ってしまったりする。 『鶴の恩返し』:正体を見られた鶴は「もう一緒にいられない」と飛び去る。 『雪女』:正体をバラされると消えてしまう or 怒って去る(バージョンによる)。 『猿婿入り』:猿の正体を暴かれた夫はショックを受け、山へ帰る。 『田螺姫』:田螺の姿を見られた娘が、姿を消す。 『浦島太郎』:玉手箱を開けた途端、浦島は老いてしまう(乙姫の秘密がバレたとも解釈できる)。 この系統の話って、日本だけじゃなくて、世界中に似たものがあるんだよね。たと…