1945年、大日本帝国は連合各国に無条件降伏。戦後日本がスタートします。敗戦による混乱と戦前・戦中の影響から、この時期の日本政治はカオスを極めます。状況が落ち着き始めるのは1955年、 1955年、保守政党の合併により自由民主党(自民党)が結党されます。それにより、自民党と日本社会党(社会党)の2大政党が政治の中心軸となる、いわゆる55年体制が確立されます。 自民党と社会党が2大政党として存在しましたが、実際の議員数では自民党の方がかなり多く、自民党以外の政党が政権与党の立場になることはありませんでした(伯仲国会となり法案ごとに野党と連携することはありました)。自民党は戦後長らく、単独与党政権…