私は現在、大学のオーケストラ楽団に所属し、チューバを吹いています。 チューバというのは比較的新しい楽器で、交響曲の中にはチューバの出番が一切ない曲も山ほどあります。 もちろん、チューバがある曲も山ほどあるのですが、楽譜を見れば休符ばかり・・・ なんてことがほとんどです。チューバ奏者にとって合奏は休符を数える練習です。(断言) 極端な例ですが、ドヴォルザークの「新世界より」では曲の演奏時間が約45分なのに対し、チューバの出番は2楽章の8小節間しかありません。なので、ほとんどの時間は舞台上で座ってるだけ・・・となるのです。 ということなので、団員にチューバ奏者がいる場合、演奏会の曲決めをする際には…