昭和13年12月16日、神奈川県横浜市生まれ。A型。 1969年から足かけ11年にわたって「週刊少年キング」に「ワイルド7」を連載。 その緻密なストーリー構成とハードアクションの描写で読者を魅了した。 他の主な作品に「秘密探偵JA」「ケネディ騎士団」「優しい鷲JJ」「最前線」「俺の新撰組」など。 多趣味であるが、中でもサッカーと銃、ボウリングに関してはプロ級。
実業之日本社「ワイルド7」愛蔵版より 2016年4月3日、死去。 リスト::漫画家
僕がショートショートと呼ばれる星新一の作品を初めて読んだのは、小学5年の頃だった。この時10歳だったので、55年以上前の話になる。実は、この時に読んだ『黒い光』と『ふしぎな夢』の2作(とりわけ前者)をその後断続的に現在まで読み続けている。本書には他にも作品が何篇か収録されているが、この2作以外は、一度読んだ切りで、読み返そうという気にはならない。多分、あまりにも簡単に異星人が登場することに対して疑問(と言うか、違和感)を持ったのかも知れない。 ところで、前にも書いたが、若い頃に読んで、その後断続的に繰返し読んでいる作品は他にもある。バーナード・マラマッドの『夏の読書』(「マラマッド短編集」所収…
〈昭和の忘れもの〉バイク番外編 【「ワイルド7」と「750(ナナハン)ライダー」】 先頃、漫画家の石井いさみ氏が亡くなった。1975年から10年間に亘って「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)に連載されたバイク漫画の金字塔、『750(ナナハン)ライダー』の作者である。 主人公の高校生「早川光・はやかわひかる」は、愛車のホンダCB750fourを維持するためにガソリンスタンドでアルバイトをしている。連載開始当初「光」はアウトロー的に描かれていたが、時代の変遷と共に作画のタッチも変わり、中後半は真面目で成績優秀な〈委員長〉こと「久美子」との淡い恋や高校の仲間たち、彼らを見守る喫茶店のマスターとの交流…
今週のお題「一気読みした漫画」 1969年~1979年。少年キングに連載された漫画で、テレビドラマになった時はその主題歌がかっこよすぎた。が、ドラマ自体はあまり記憶がない。見ていたはずだが、それほどかっこよくなかったのかもしれない。 だいぶたってから瑛太が主演で映画になったが、オープニングのエピソードである銀行強盗団の殲滅シーンは、原作のイメージそのもので感涙ものだった。この映画は冒頭の5分間で十分元が取れる。 そのエピソード、飛葉が「強盗犯として退治する」といったとき、犯人が「退治じゃなくて、逮捕だろ」といったとたん、飛葉のコルト・ウッズマンが火を噴き、「こうするから退治ってんだよ」と言い放…
沼田清さんのほか作品を調べていた時 偶然にも こんなページに行きついてしまった。最終きえるPだろうから SS! 久留見幸守さんの名前に記憶はあったが、「戦国忍法帳」のタイトルのほうが引っかかってしまった。さらに少年キング連載?!!!主人公名が「一色城太郎」!!もう当初の目的は頭から完全に消えた(笑) 久留見幸守 直筆原稿 「戦国忍法帳」 (多分このPはそのうち消えるだろうと思う)から二枚ほど! いろいろ調べまくって「戦国忍法帳」というタイトルで貝塚ひろしさんの作品もあるとのこと。くりくり投手終わった後くらいの感じなのかな?? 貸本での発行のようだ! 該当作品の掲載されてたと思われるキングがオー…
アメリカ黒人暴動に乗じた独裁日本の対米侵攻が出てくる望月三起也の「ジャパッシュ」(1971年)は、エンタメで「独裁政治の作り方」を描いていて今読んでも面白い。子供時代に「ワイルド7」より衝撃を受けたけど、今でも魅力だ。 ・eBook電子書籍版(全2巻)の表紙(コミックシーモア)- 別の意味でアブナイ表紙に見えてしまうけど健全です(^^; 和製ヒトラーの元祖? 時代背景 「美しさ」が重要 独裁の土壌 左右の取り込み 政府の上から「指導」 侵略前の分断推進 (お遊び)作者ネタ (作品の魅力)日常に潜む秘密基地 そして最後に 和製ヒトラーの元祖? ヒトラー的独裁者はチャップリンの映画「独裁者」(ヒト…