かつて朝日新聞社から発行されていた雑誌。
とくに1960年代から1970年代には隆盛をきわめた。全共闘運動が盛んだったころは「右手に朝日ジャーナル、左手に少年マガジン」といわれ当時の学生層にもよく購読されていた。
硬派総合週刊誌であったことや冷戦の終結で、発行部数が低迷し、下村満子編集長時代の1992年に休刊となった。ちなみに論調ではライバル的な位置づけだった『諸君!』も2009年に休刊している。
筑紫哲也が1984年から1987年まで編集長を務めていたことや、田中康夫の「ファディッシュ考現学」、本多勝一の「貧困なる精神」、手塚治虫の絶筆「ネオ・ファウスト」などの連載でも知られる。
2009年4月、創刊50周年にあたるのを記念して単発で復刊されて以降*1、不定期ながらたびたび『週刊朝日』の増刊扱いで刊行されている。
*1:復刊時のキャッチフレーズは「怒りの復活」(Amazonでも購入可)。