臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート 朱色の研究II【新装版】 (あすかコミックスDX)作者:麻々原 絵里依角川書店Amazon 収録作は長編の後半「朱色の研究 枯木灘殺人事件」と、 漫画版の作者オリジナルの掌編「朱色の研究室」。 論理のアクロバットとか、クイーンばりのロジックとかいうほどではないが、 謎とも思っていなかったところ(影の正体)から、 一気に犯人が絞り込めるところの論理の流れは、この作者ならではの心地良さ。 この長編は原作読んでおく価値があったのかもしれないな。 おまけの「朱色の研究室」は、この長編に対しての裏の真相を ユーモラスに描いた作品。なかなかファン冥利な掌編で、乙だ…