小林一三 時代の十歩先が見えた男【電子書籍】[ 北康利 ]価格: 1601 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 明治6(1873)年、現在の山梨県韮崎市、後に「甲州商人」として名を馳せる地域に商家として生れた小林一三は、慶応義塾を経て三井銀行に就職する。周囲から期待されるも「堅い」職業である銀行員には合わなかったようで、無聊をかこっていた。そんな時かつての上司から、大阪に設立する証券会社の支配人としてスカウトされ、15年勤務した銀行を退職する。 ところがその証券会社は設立に至らず、妻子を抱えて失業してしまう。そこへ箕面有馬電気鉄道が苦境にあると話を聞いて、資金援助の口を効いてそのまま専務に就任、…