こんにちは!旅人サイファです。 今回は長崎県対馬絡みの歴史談義をお届けします。 対馬は、九州と朝鮮半島の間に浮かぶ離島です。 対馬と朝鮮半島は目と鼻の先、対馬の北部からは、対岸の朝鮮半島・釜山の明かりが肉眼で見えるほど近いんです。 ここ対馬を鎌倉時代から島主として治めてきた宗一族にとって、朝鮮国家との外交・交易は死活問題でした。 なにせ、対馬ではほとんど米が取れません。そのため、朝鮮半島との交易こそが島の生命線。朝鮮半島で仕入れた薬材や物品を日本国内に売却することで、島の食糧や財政を支えていたのです。 基本的には対馬と朝鮮は、外交を通じて友好な関係を築いていましたが、時代の流れの中で時折、摩擦…