©UNIC Tokyo/Mariko Iino 【略歴】濱住治郎(はますみ・じろう) 広島県出身。母親が妊娠3カ月の時に被爆したことで、「胎内被爆者」として被爆者健康手帳を持つ。2003年に東京都稲城市原爆被爆者の会を結成し、2007年から体験を伝え始める。原爆胎内被爆者全国連絡会の結成にも尽力した。2019年の核兵器不拡散条約(NPT)運用検討会議第3回準備会で胎内被曝者として初めて発言。日本原水爆被害者団体協議会事務局次長。 いま、世界には1万2512発の核兵器があります。1945年に広島、長崎に原爆が落とされてから78年が経ちましたが、この間にも2000回を超える核実験が行われ、世界各地…