NPT(核拡散防止条約)再検討会議が4月27日に、ニューヨークの国連本部で開幕されました。NPTは、1970年に発効し、核兵器国(米露英仏中)と非核保有国合わせて191カ国・地域が加盟しています。核保有国をこれ以上増やさないために、非核保有国は核を持たない義務を負う一方、核保有国は核軍縮について誠実に交渉する義務があるとされています。ところが、核保有国はその義務をまったく果たしていません。今年2月に、米露間の唯一の核軍縮合意であった「新START」(新戦略兵器削減条約)は失効し、現在は、いかなる核軍縮の取り決めも存在しなくなりました。アメリカは、「核戦力を近代化」すると言い、ロシアは、核を「脅…