前回の続きです。 日本橋の榮太樓總本鋪本店にて、三種類の生菓子を購入しました。 大きさが揃っていて可愛らしい。これは手土産にするにも綺麗でよいですね。 順にご紹介していきたいと思います。 名代金鍔 まずは金鍔から。金鍔は本当は当日中の期限なのですが、京都に戻る時間の都合上、やむを得ず翌朝にいただきました。 丸くて知っている金鍔と違うと申します母に、もとは「刀の鍔」をかたどっていたから、丸いのが本来の形らしいとお話しました。いわれてみれば、いわゆる四角い金鍔はどこが鍔なのかわかりません。榮太樓さんのものは薄く透けたあんこの色合いといい、まさに刀の鍔に見えます。いかにも江戸らしい、武家社会のお菓子…