「24時間テレビ」(日本テレビ系)のチャリティー募金着服問題。鳥取県に本社を置く日本海テレビの資金も加え、500万円近くの着服で業務上横領罪に問われているのは、同社元経営戦略局局長の50代男性・田村昌宏被告だ。彼への第2回公判が6月20日、鳥取地方裁判所にて開かれた。 第1回公判では取調べ調書の内容などから、横領した金銭は生活費や飲食代、スロット代などに使用したことなどが明かされていた。 しかし第2回公判で、田村被告本人はこれを否定。「募金額をコントロールするために着服と補填を繰り返した」などと驚きの主張を続けたのだ。公判の最後には、日本海テレビの代表者が田村被告を断じる、「怒りの陳述書」が読…