3泊4日の奈良・大阪旅行、2日目。 興福寺 669年(天智8年)に藤原鎌足が病気を患った際に、夫人の鏡女王が夫の回復を祈願して、山階寺(やましなでら)を造営した。672年の壬申の乱の後、飛鳥に都が戻った際に、山階寺も移され、厩坂寺(うまやさかでら)と名付けられた。 そして、710年(和銅3年)の平城京遷都とともに藤原不比等によって移され、興福寺と名付けられた。藤原氏の氏寺。 五重塔(国宝)は興福寺の創建者である藤原不比等の娘の光明皇后が730年に創建。 5回の焼失と再建を繰り返し、現在の塔は1426年に建てられた6代目。 高さは約50メートルで、現存する国内の木造の五重塔では、東寺の五重塔(国…