○これは、原田大助さんの初めての詩画集で、この表題は、次の詩からのもの。 「さびしいときは 心のかぜです。せきして、 はなかんで やさしくして ねてたら一日で なおる」 「まえがき」に次の言葉がある。 「あのね、やさしいことは気持ちがいいです。夏のにおいがいっぱいです。あのね、おいしいことは気持ちがいいです。秋のにおいがいっぱいです。あのね、愛しいことは気持ちがいいです。春のにおいでいっぱいです。あのね、一緒にいることは気持ちがいいです。冬のにおいでいっぱいだから・・・・・・」 大ちゃんこと原田大助くんは石川県立錦城養護学校高等部1年生。中学部の時、山元加津子先生と出会う。山元先生は大ちゃんの…