山口剛玄 先生(1909〜1989) 全日本空手道剛柔会創設者にして、空手道十段範士 日本空手界に「剛柔流」の名前をメジャーなものとして広め そしてその相手に飛びかかるしなやかな身のこなしから、海外において THE CAT(ザ・キャット) の異名をとった、昭和の伝説的な空手家の一人です 立命館大学在学中に 沖縄の那覇手の名手、宮城長順 と出会い、その技に魅了されて、同氏に師事し そして自身の修行の側、大学に「唐手術研究会」を創設(これがのちの立命館大学空手部となります) 戦後は諜報部員として満州に渡り、多くの修羅場を剛柔流空手を使って切り抜け 戦後はシベリアに抑留されるも、日本に生還…