昭和の親戚の集まりには大勢の人達がいた。 おじいさんおばあさんとその兄弟や、その息子娘、子どもたちとその配偶者や子どもたちと、お正月などはほどんど知らない大人からお年玉を頂いて子どもは今まで見たことのない大金を集めた。 現代の親戚の集まりはどうだろうか? 地方から東京にでて暮らし始めた1代目の人は帰省する人も多いだろう。 1代目が亡くなってしまえば2代目は地方へ帰省するというのも縁遠くなるだろう。 そして2代目以降は兄弟が少なくなり、昔のようにどこの誰だか解らないような親戚に会うこともないだろう。 私には子どもも居ないので夫だけが家族だ。 親戚はどんどん亡くなって、残った少ない親戚も私より年上…